裁判所書記官

司法書士の安津畑です。
8月は遺産整理代理人になっている案件をこなしたり相続登記や会社設立をしたりでブログ更新が遅れました。

裁判所書記官について

裁判所書記官についてお話ししたいと思ます。

司法書士や法律家が裁判所や家庭裁判所でお世話になるのが裁判所書記官です。裁判所書記官とは、簡単にいえば裁判官の補佐です。役回りは、法廷立会、調書作成訴訟上の事項に関する証明や法律家から申立てられた書類のチェックを行います。

裁判所書記官になるためには、、裁判所事務官等の職員として裁判所に採用された後、一定期間勤務し、裁判所職員総合研修所入所試験に合格しなければなりません。

研修は法学部卒業者が対象の第一部(研修期間約1年)、法学部卒業者以外が対象の第二部(研修期間約1年半)があり、前者はおよそ160~240名、後者は120名程度研修をうけます。

そして、毎年2月に研修を修了し、全国の裁判所で裁判所書記官として3月から任官します。最初の裁判所職員になる試験の合格発表が8月14日にあったみたいです。

裁判所書記官と当職

場所にもよるのでしょうがいろいろな書記官がいます。

今、当職が扱っている不動産の処理で不在者財産管理人になっている事件があるのですが、7月20日にさいたま家裁に権限外の許可を申請した郵送しました。

しかし、一昨日、書記官から連絡があり裁判官が8月25日まで休みのため審判はそれからになりますとのこと。

そんなに審査に時間かかるのか、、、と突っ込みたくなるのですが、19時30分ごろに電話をしてきた書記官もいるので、処理が大変なのだろうと思います。調べてみると場所によるみたいですが、比較的ゆっくりした職場との意見もありますが、できれば、もう少し早くお願いしたいです(>_<)